LOG IN

鹿児島3号切通地区 2工区改良工事

by 南生建設×小島健一

さて、今回訪れたのは鹿児島と熊本の県境「出水市境町切通(きずし)地区」で行われている、南九州西回り自動車道の現場です。

南九州西回り自動車道は、八代市を起点とし、水俣市、薩摩川内市を経て鹿児島市に至る全長140キロメートルの国直轄で整備する高規格道路になります。現在起点の八代からは水俣まで開通しており、鹿児島側は現在「水俣~出水間」、「阿久根~薩摩川内間」で工事を行っています。

今回の現場は水俣から出水までの区間のなかの1区画(袋~出水北)になります。この区間は山が多いため開発も大変です。南生建設以外の建設会社も何社も同時進行で工事を進めていました。

南生建設が担当するのは「道路土工」。この山間部に道路を敷くために盛土を行い、しっかりとした道路のベースを作るのが今回の役割です。

が、訪れたタイミングはまだ本格的な工事が始まる前だったので、現場風景をご紹介する程度にとどめておきます。

今回の現場

向かって左側(出水側)の現場が今後盛土されるとのことろ。右側にある土は仮置きで、今後盛土をする際に使うそうです。

上空からの360°画像も貼っておきます。グリグリ動かしてみてください。

今回の工事現場

地上からの風景もご紹介します。

この日は盛土をする際に邪魔になる石を重機を使い片付けていました。

こちらは土と石灰を混ぜるための場所です。

土だけを盛るとどうしても強度が足りず、長期に渡って利用される道路の地盤としては心もとないものがあります。そこで土に石灰を混ぜると、土と石灰が化学反応し耐久性が増すそうです。これは石灰安定処理と呼ばれ、古くは万里の長城の築造の際にも使われたとのこと(日本石灰協会・日本石灰工業組合HPより)。

 

私も盛土の現場ははじめて訪れたので、こんなに身近なものを使って土を固めていると知って驚きました。石灰そのものは日常生活であまり目にしませんが、運動場にラインを引くだけにとどまらず、鉄を作る際に使ったり、消毒やhp調整、セメントや土の安定化などなど様々な用途に使われていて、本当に身近なところで私たちの生活を支えています。石灰は元をたどれば海のサンゴや貝殻ですから、そういう太古の生物が私たちの生活を支えてくれていると思うと不思議なものです(石油もそうですね)。

石灰安定処理から石灰のことを調べているうちに太古に思いを馳せ、思わず話がそれてしまいました…。

現場のみなさま

この日、現場に出ていたのは6名でした。今後本格的に工事がはじまるとさらに多くの方々が現場に出るそうです。工事が進み、現場の風景が変わった頃にまた訪れてみたいものです。

今は梅雨で雨が続きなかなか工事も思うよう進まないかもしれませんが、みなさま怪我のないようどうかご安全に。

今回の現場位置

現場管理:南生建設

写真・文責:小島健一

OTHER SNAPS